世界の樹種紹介

ボセ

英名
Bosse
学名
Guarea cedrata Pellegr.
その他の名称
Bossi、Mutigbanaye、Obobo、Ebangbemva、Ikondwerere、N'Kisoko、Bosassa、Diambi、Lombe、Scented Guarea、Black Guarea
科目
センダン科
産地
シエラレオネからウガンダまで分布。主にコートジボアールからザイールまでの西アフリカで産出される
外観
  • 辺、心材は新しい切口では区別し難い
  • 心材は明るい桃褐色で、時がたつと濃くなり橙桃色となる
  • 肌目は精で均斉、交錯木理は目立たないがしばしば杢が出る
  • 成長層が明瞭である
材質
  • 軽軟
  • 収縮は少なく、乾燥後の寸度は安定する
  • 圧縮、曲げ強度はかなり強く、弾性に富み曲げられる
  • 衝撃、横引張強度は弱く、割れやすい
  • 少しシリカを含むが加工は容易
  • 塗装、接着性が良く、仕上がりも良好で光沢がある
  • 保存性、耐久性ともによく、シロアリ、ヒラタキクイムシに耐性がある
用途
木工用材、軽家具材、唐木細工材として最上級。合板、床材としても良い。その他、ボート用など。
気乾比重
0.55~0.65
メモ
ホンジュラスマホガニーの代用材ともされる
丸米商会取り扱い商品例
原木、唐木