タリ
- 英名
- Tali
- 学名
- Erythrophleum spp.(E.micranthum Harms、E.guineenseなど)
- その他の名称
- Gogwi、Alui、Potrodom、Etsa、Erun、Eloun、N'kassa、Messanda、Muave
- 科目
- マメ科
- 産地
- 分布地区は広く、北緯15度から南緯15度までの間の全アフリカに分布する
- 外観
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- 辺、心材の区別は明瞭
- 心材は縞があり、褐色で光沢をもつ
- 辺材はつやのない黄灰色で狭く、利用されない
- 肌目は粗だが均斉
- 交錯木理が目立ち、しばしば不安定な木理が出る
- 材質
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- 硬く、極めて重い
- 乾燥には長期を要し、湿度の変化に対し大きく狂う
- 耐久性は極めて高く、腐朽、虫害には強い
- 圧縮、曲げ強さは極めて大きく、かなり弾性に富む
- 極めて傷がつきにくい
- 硬いのでゆっくり製材する必要がある
- 光沢があり、塗装性がよい
- 用途
- 強さと耐久性により屋外重構造材、外装材として重要な材である。港湾用材、橋梁材、枕木、階段、バルコニー、車輌材、床材など。
- 気乾比重
- 0.80~1.10
- メモ
- 丸米商会取り扱い商品例
- 原木