世界の樹種紹介
アフリカンパドウク
- 英名
- African padouk
- 学名
- Pterocarpus soyauxii Taub. 、P.osun Craib、P.cabrae De wild.、P.tinctorius Welw.
- その他の名称
- Osun、Muenge、Mbe、Nve、N'gula、Tacula、Camwood、Barwood
- 科目
- カキノキ科
- 産地
- ナイジェリアからアンゴラまでの赤道アフリカ。主な輸出国は赤道ギニヤ、コンゴ
- 外観
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- 辺、心材の区別は明瞭
- 心材は黒色の縞をもつ血のような赤色で、時間の経過とともに赤い縞をもつ暗紫褐色になる
- 辺材は白色
- 肌目は精で通直。アジアのパドウクより粗く、杢も少ない
- 板目でリップルマークをもち、辺材で目立つ
- 柾目には不規則なリボン杢が出るが、均一な外観をもつ
- 材質
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- 重さ、硬さは中庸
- 収縮は小さく、乾燥後の材の寸度は安定する
- 曲げ強さは大きいが、割れやすい
- 保存性はきわめてよく、耐久性も極めてよい
- シロアリにも強い
- 用途
- 高級な住居用材、床材、唐木細工用材となる。屋外用木工用材、船舶材、階段材、車両材としても使われる。他にツキ板、柄など。
- 気乾比重
- 0.65~0.85
- メモ
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- 丸米商会取り扱い商品例
- 原木、唐木