世界の樹種紹介
アピトン(クルイン)
- 英名
- Apiton(Keruing)
- 学名
- Dipterocarpus spp. (D.grandiflorus,D.obtusifoliusなど)
- その他の名称
- Gurjun、Hollong、Kanyin、Yang、Chhoeuteal、Dau
- 科目
- フタバガキ科
- 産地
- インド、スリランカ、バングラデシュ、ビルマ、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア等、東南アジアに広く分布
- 外観
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- 辺、心材の区別が明瞭で、辺材は淡黄褐色か灰褐色、心材はくすんだ赤褐色を基調とした紅褐色、橙色等
- 肌目はやや粗、または粗
- 木理は一般に直通であるが、ときに交錯しているものもある
- 材質
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- やや重硬または重硬
- 平均的な硬さや重さはチークに匹敵するが、製材はきわめて困難というほどではない
- シリカを含んではいるが、製材に悪影響を及ぼすほどではない。
- 樹種によって差はあるが、耐久性はあまり高いとはいえない。防腐剤の注入は容易で、注入後はすぐれた耐久性が得られる。
- 用途
- 重構造用材的な用途に多用される。竜骨、車体のような船舶・車輛用、埠頭・橋梁の板材、はり、根太、たるき、床板など建築用材。合板、枕木、電柱。
- 気乾比重
- 0.6~0.88
- メモ
- 東南アジアから輸出される木材のうち、メランチ類に次いで大量に取引されている。材面があまり美しくないため、表面に出るような用途に使われず、メランチ類より知名度が低い。
- 丸米商会取り扱い商品例
- 建材