カプール
- 英名
- Kapur
- 学名
- Dryobalanops spp. (D.aromatica,D.beccariiなど)
- その他の名称
- カポール、Borneo camphor wood
- 科目
- フタバガキ科
- 産地
- マレーシア、インドネシア
- 外観
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- 辺、心材の区別は明瞭
- 辺材は赤味を帯びた淡黄褐色、心材は淡ないし濃赤色を帯びた褐色
- 肌目は粗で均斉
- アピトンやレッドメランチよりなめらかで、光沢がある
- 木理は通直またはやや交錯
- 材質
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- 硬さは中庸かやや硬い
- 耐久性は高く、熱帯で5~6年接地してもほとんど腐朽しないくらい菌には強い
- ピンホールがある場合があり、シロアリにも弱い
- 心材は防腐剤注入困難
- シリカが含まれているが、一般に加工は容易
- 用途
- シロアリやフナクイムシがいないところでの重構造材、はり、根太、扉や窓枠、床板、階段などへの建築材、竜骨、車体などの船舶、車輛用材、枕木、合板など
- 気乾比重
- 0.6~0.8
- メモ
- 丸米商会取り扱い商品例
- 製材品