世界の樹種紹介
セランガンバツ(バラウ、バンキライ)
- 英名
- Selangan Batu(Balau,Bangkirai)
- 学名
- Shorea spp. (S.astylosa,S.glauca,S.laevisなど)
- その他の名称
- ヤカール(Yakal)、Sal、Thitya、Teng、Phchek、Chik、Ca-chac
- 科目
- フタバガキ科
- 産地
- インド、スリランカ、ビルマ、タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア
- 外観
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- 辺、心材の区別は明瞭
- 辺材はくすんだ黄色、心材は暗褐色
- 肌目はやや精で均斉、木理は甚だしく交錯し、ときには波状で縮れ杢となる
- 材質
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- 重硬または非常に重硬
- 強度はすべての面で非常にすぐれており、チークの1.5倍程度
- 鋸断、鉋削、接着ともに非常に困難
- 心材はシロアリや菌にきわめて強く、接地しても10~18年の耐久性をもつ
- 防腐剤注入は心材は困難、辺材は容易
- 用途
- 重構造用材としては第一級に類する材。橋梁、埠頭、土建、船舶、緩衝材、電柱、枕木、杭、車輛のボディ、樽、重量用床材などに適するほか、建築の土台、床板、羽目板などに半永久的に使用できる。
- 気乾比重
- 0.85~1.12
- メモ
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- 丸米商会取り扱い商品例
- 製材品、建材