サ行
- 竿縁天井
さおぶちてんじょう 天井板を竿と称する部材で押さえて天井を張る方法
- 逆目
さかめ - 実
さね - 錆び丸太
さびまるた - 三角貿易
さんかくぼうえき 3国間(3地域間)貿易
- 散孔材
さんこうざい - 産地証明
さんちしょうめい 貨物の原産地、つまり貿易取引される輸出品や輸入品の国籍を証明すること
- 在来軸組工法
ざいらいじくぐみこうほう 建築構造の木構造の構法の一つ。日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた構法
- 敷居
しきい 襖や障子などの建具を立て込むために開口部の下部に取り付ける 、溝やレールがついた水平材。上部に取り付ける鴨居と対になっている
- シックハウス症候群
しっくはうすしょうこうぐん 新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名
- 死節
しにぶし - 絞丸太
しぼりまるた 表面に波状の縦皺のある杉の丸太
- 収縮率
しゅうしゅくりつ 乾燥が原因で木材が収縮する比率。木材の方向や樹種により異なる
- 集成材
しゅうせいざい 断面寸法の小さい木材(板材)を接着剤で再構成して作られる木質材料
- 書院
しょいん 床の間の脇にある棚と障子で構成されたコーナーのこと
- 小径木
しょうけいぼく 直径3~20cmぐらいまでの樹で、高木の幼木、もともと背の低い小低木や、用材を利用した後に残る枝のこと
- 白太
しらた 木材の樹皮に近い周辺部。心材に比べて淡色で、腐りやすく、虫が付きやすい。また、辺材、白材(はくざい)ともいう
【対義語:赤身】- 芯
しん 木の中心。中心部のかたい所
- 芯去り材
しんさりざい - 心材
しんざい - 芯材
しんざい - 芯持ち材
しんもちざい - 針葉樹
しんようじゅ 針のように細長い葉をもつ。幹は、まっすぐ伸びている。マツやスギなどの裸子植物門球果植物綱の樹木のこと
【対義語:広葉樹】- 芯割り
しんわり 心持ち材の乾燥工程で、材面割れが生じないように、角材の心(芯)のところに鋸目を入れること
- 心割れ
しんわれ 立木の状態で、樹幹の内部に発生する小さな割れのこと。樹木の中心から外側に向けて、放射線状の割れが生じることが多い
- CIF
しーあいえふ 貿易における取引条件の一つ。Cost、Insurance and Freight, named port of destinationの略。運賃・保険料込み・指定仕向港するという取引条件。他、C&F、FOBがある
- C&F
しーあんどえふ - 地板
じいた - 直貼り工法
じかばりこうほう コンクリートなどの平滑な床に接着剤を使って直接貼る方法
- 地袋
じぶくろ 床面に接してつくられる小さな戸びらのついた棚のこと
- JAS
じゃす 日本農林規格
- 樹脂
じゅし 樹木からにじみでる粘りけのある物質。天然樹脂ともいう
- 樹脂孔
じゅしこう 樹木からにじみでる粘りけのある物質があった穴
- 樹齢
じゅれい 木の年齢
- 準不燃材料
じゅんふねんざいりょう 建築物の材料のうち、建築基準法施行令第1条の五で定める技術的基準に適合する不燃性を持つ材料のこと。木毛セメント板、石膏ボード、セルロースファイバーなど
- 順目
じゅんめ - 人工ツキ板
じんこうつきいた - 水分傾斜
すいぶんけいしゃ 一本の木材の中の含水率が異なること
- 末口
すえぐち 丸太の直径を表す用語。特に丸太の一方が細くなっている形状のもので、丸太の細い方の直径をいう
【対義語:元口】 一本の木材の中の含水率が異なること- 筋交い
すじかい 柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材
- スティッカーステイン
すてぃっかーすていん 乾燥工程で材の間に入れた算木によって生じた変色。灰色がかった色合いが一般的
- スティッカーマーク
すてぃっかーまーく 乾燥工程で入れた算木の跡がついたもの。プレーナー加工で除去できる表面的なもの
- スライサー
すらいさー - 髄
ずい 木材の中心にある柔らかい部分
- 製材
せいざい 木材を製造・加工すること
- 製材品
せいざいひん - 製品
せいひん 主に工業において原材料を加工した後の完成品
- 積層材
せきそうざい 繊維方向を平行にして単板またはひき板を積層接着したもの。ひき板積層材は集成材とも呼ばれる
- セミクローズ塗装
せみくろーずとそう 木材の導管を半分だけ埋める塗装
- セルロース
せるろーす 多数のB-グルコース分子がグリコシド結合により直鎖状に重合した天然高分子
- セレクト
せれくと アメリカ広葉樹の等級の一つ。片方の材面はFAS、もう片面がNo.1コモンの要件を満たすもので、最低寸法が、幅4”以上、長さ6’以上
- 背割り
せわり 柱などに乾燥に伴う割れの生ずるのを防ぐために、裏になる側にあらかじめ鋸で割れ目を入れておくこと
- 切削
せんさく 切削工具類を用いて対象物を切り削る加工方法であり塑性加工の一種。 除去加工とも呼ばれる
- せん断
せんだん 物体や流体の内部の任意の面に関して、面に平行方向に力が作用すること
- 絶乾重量
ぜっかんじゅうりょう 木材が完全に乾燥し、水分を含まない状態での重量
- 早材
そうざい 春から夏にかけて成長する部分。パイプの形が大きく、壁が薄く、穴が大きく、色が淡いのが特徴。早材と晩材を繰り返すことにより、丸太では年輪となって見える
【対義語:晩材】- 反り
そり 製材品が反ること。弓そり、幅そり等がある
- ソリッド材
そりっどざい 一枚物の材料
- 雑巾摺
ぞうきんずり 地板と壁の取合に設ける見切材
- 造作材
ぞうさくざい 建築内部の仕上げ材・取り付け材のこと。天井・床・棚・階段のほか、和室における敷居・長押・笠木などに使われる。化粧材とも呼ばれる