世界の樹種紹介

ドリアン

英名
Durian
学名
Durio spp. (D.affinis,D.excelsus,D.lowianus,D.oxleyanusなど)
その他の名称
Turian、Rian
科目
パンヤ科
産地
マレーシア、ミャンマー、タイ、フィリピン、インドネシア
外観
  • 辺、心材の色の区別は明瞭
  • 心材は桃褐色または赤みを強く帯びた褐色、辺材は幅5cm程度で白色~灰褐色
  • 木理は通直でやや交錯、肌目は粗で均斉
材質
  • 耐久性はなく、キクイムシ、ヒラタキクイムシ、フナクイムシに極度に弱い
  • 防腐剤注入は容易
用途
軽構造材、扉枠、天井板、床板などの建築材、実用家具材、合板の芯材、仏壇、梱包用材、など。セプターの代用としても用いられる。
気乾比重
0.55~0.80
メモ
熱帯アジアでは果物の王様と呼ばれ珍重されている。種子も食用になる。
丸米商会取り扱い商品例
製材品、半製品、集成材