ナーラ

英名

Narra

学名

Pterocarpus indicus

その他の名称

Sena、Angsana、Sonokembang、Angsana、New Guina rose wood

科目

マメ科

産地

インドネシア、マレーシア、フィリピン、ニューギニア

外観

• 辺、心材の区別は明瞭
• 辺材は白色ないしは淡黄色、心材は黄色のものと赤色を帯びた黄褐色の2種がある
• 仕上がり、塗装もまた良好である
• 肌目はやや粗、木理は交錯し波状杢を生ずる。年輪がはっきりして板目面に濃い縞模様となる

材質

• やや重硬で、濃色の材ほど重い
• 強度は中庸で、釘持ちは良好。加工、乾燥ともに容易で、狂い・割れもほとんどない
• 仕上がり、塗装もまた良好である
• 耐久性はあり、虫害にも抵抗力があるが、辺材はヒラタキクイムシに弱い

用途

唐木の一種。縞模様と鮮やかな黄褐色の美しさは、優良材として高級家具材、キャビネット、羽目板などの装飾用材に珍重される。大きい樹木の板根の部分はテーブルトップとして優れている。

気乾比重

0.50～0.70

メモ

樹皮にはタンニンがあって染料となり、樹液は染料や薬用になる。

丸米商会取り扱い商品例

製材品