世界の樹種紹介

ペナラハン

英名
Penarahan
学名
Gymnacranthera spp.,Horsfieldia spp.,Knema spp.,Myristica spp.
その他の名称
Nutmeg、Rahan、Mau-cho、Sma Krabey、Tanghas、Duguan、Kumpang、Pendarahan、Darah darah、Mendarahan
科目
ニクズク科
産地
インド、ミャンマー、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、パプアニューギニア、南太平洋の島々
外観
  • 色調による辺・心材の区別は明瞭でない
  • 淡褐色または淡黄褐色で桃色味を帯びることがある
  • 木理はほとんど通直で、肌目はやや精ないしやや粗、ほぼ均斉である
材質
  • やや軽軟ないしやや重硬
  • 製材は困難ではないが挽材面に若干の毛羽立ちを生ずる
  • 強度的性能は中程度だが、釘打ちに際して割れやすいことがある
  • 加工は容易で鉋削面は平滑である
  • 耐久性は著しく低く、虫害に弱い
  • やや軽軟ないしやや重硬
  • 樹芯部以外は薬剤注入は比較的容易である
用途
マッチ、梱包用材、ヘギ板、コンクリート枠材に利用される。薬剤処理材は内装用材や建具用材にも適する。
気乾比重
0.61~0.70
メモ
 
丸米商会取り扱い商品例
製材品