世界の樹種紹介

メダン(クス)

英名
Medang
学名
Listea spp.,Cinnamomum spp.,Phobe spp.など
その他の名称
Cinnamon、Bonsum、Ranai、Teptaro、Tang、Be loi、Boi loi、Batikuling、Malabunga、Lawang、Kayu Manis、Jawa
科目
クスノキ科
産地
非常に広い分布をなし、アジアでは熱帯アジアの全域や南中国、台湾、日本にまで及ぶ
外観
  • 樹種により辺、心材の区別のつけにくいものもある
  • 心材は濃褐色、辺材は麦わら色で、心材よりも明るい
  • 肌目はやや精で均斉であるが、樹種によってやや粗なものもある
  • 木理は通直かあるいは交錯して、淡い杢がある
材質
  • 軽軟からやや重硬
  • 耐久性に関しては高低があるが、接地しての耐久性は低い
  • 薬剤注入は極めて困難であるが、ヒラタキクイムシには強い
用途
内装、家具、彫刻用材などに適し、重硬なものは橋梁材にも用いられる
気乾比重
0.40~0.88
メモ
樹種により程度が異なるが、ほとんどの樹種に芳香がある。樹皮や葉は民間薬や香料に用いられる。
丸米商会取り扱い商品例
製材品