メルバウ
- 英名
- Merbau
- 学名
- I.palembanica、I.bijuga
- その他の名称
- メルバオ、クウイラ(Kwila)、Ipil(イピル)、太平洋鉄木、Lumpor、Makhar、Go nuoc、Uula
- 科目
- マメ科
- 産地
- タイ、インドネシア、マレーシア、ニューギニア
- 外観
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- 辺、心材の区別は極めて明瞭
- 心材は暗褐色または赤味を帯びた暗褐色
- 辺材は灰黄色ないし淡黄色
- 肌目は粗ないしやや粗で均斉である
- 木理は交錯して、時に波状杢を呈することがあり、成長輪をもつ
- 材質
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- 材は強硬で沈木である
- 加工、仕上がりは硬さの割に良好
- 乾燥はゆっくりすればほぼ問題ない
- 耐久性も非常に高く、虫害にも強い
- 防腐剤注入は困難
- 用途
- 装飾用材として高級な床材、パネル、キャビネット、家具、楽器、化粧箱、ひき物、指物などに適している。重構造用材としてもよい。
- 気乾比重
- 0.74~0.90
- メモ
- 材及び樹皮は褐色や黄色の染料となる。樹皮は薬用にもなる。果実は毒であるが、水にさらすと飢饉用の食糧となる。
- 丸米商会取り扱い商品例
- 製材品、教材、玩具、クラフト、唐木