世界の樹種紹介

ローズウッド(インドローズ)

英名
Rose wood
学名
Dalbergia latifolia
その他の名称
インディアンローズ、Indian rose wood
科目
マメ科ソラマメ亜科
産地
インド
外観
  • 辺、心材の区別は明瞭
  • 心材は赤紫褐色から紫がかった暗褐色
  • 濃色の縞模様をもつ
  • 辺材は灰白色
  • 肌目は粗、木理は深く交錯
  • 材面は非常に緻密で光沢があり、優美
材質
  • 重硬
  • 乾燥は困難だが、時間をかければ問題ない
  • 耐朽性、耐磨耗性ともに高い
  • 仕上がりは良好
用途
高級材として家具、キャビネット、寄木細工、楽器、額縁、工芸品、装飾品など
気乾比重
0.85
メモ
広義のローズウッドの呼称は特定の樹種につけられたものではなく、バラの香りをもっている材につけられたもので、色や材質も似通っている材にもつけられている。地域的にも広くアジア、アフリカ、中南米に分布し、シタン・チンチャン・ソノクリン・ブラジリアンローズウッドなども含まれる。インドローズはローズウッドでも代表的な材。
丸米商会取り扱い商品例
原木、製材品、建材、唐木