パオロッサ
- 英名
- Pao rosa
- 学名
- Swartzia fistuloides Harms
- その他の名称
- Boto、Oken、Dina、N'Guessa、Nsakala、Pau rosa
- 科目
- マメ科
- 産地
- 西アフリカの沿岸。モザンビーク、コートジボアール、ディボアール、カメルーン、ガボン、中央コンゴ、カビンダ、ザイール
- 外観
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- 心材は赤色ないし濃赤色で、濃厚な桃色の縞が出る
- 辺材は薄い黄色で部分的に薄桃色
- 柾目の木目は全体に平行に走っているようで美しい
- 肌目は精で均斉、交錯木理の出ることがある
- 材質
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- 重硬
- 硬い材ではあるが、製材は容易。切削は困難。
- 強い曲げ、圧縮強さを持つ
- 湿度変化、シロアリ、腐朽に強い
- 乾燥は長期を要し、割れ・曲がりを生じやすい
- 仕上がりがよく、塗装上がりも美しい
- 用途
- 美しい縞模様を生かし、室内装飾材、高級家具として使用される。パリサンダーの代用としても用いられる。
- 気乾比重
- 1.02
- メモ
- 丸米商会取り扱い商品例
- 原木