世界の樹種紹介
ビリンガ
- 英名
- Bilinga
- 学名
- Nauclea Diderrichii Merrill
- その他の名称
- Badi、Kusia、Opepe、Akondoc、Aloma、N'Gulu、Mlkesse、Linzi、Kilu、Bonkangu、Kilingi、Yellow wood
- 科目
- アカネ科
- 産地
- アフリカの、西はシエラレオネから東はウガンダまで
- 外観
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- 辺、心材の区別は明瞭
- 心材は金色ないし橙黄土色を帯びた黄色
- 肌目は粗で材は均斉
- 木理は不規則に交錯し、しばしば不規則なリボン杢を生じる
- 材質
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- 重さは中庸ないし重
- 収縮は中程度で、一度乾いた材は安定する
- 圧縮強度は大きく、曲げ強さは中程度
- 衝撃、横引張強度は弱く、割れやすい
- 腐朽菌、シロアリ、ヒラタキクイムシ、フナクイムシに耐性がある
- キクイムシには弱い
- 釘打ちは割れる恐れがあるが、加工はかなり容易で、光沢がある
- 塗装、接着ともに容易
- 材中にアルカロイドを含み、有害な影響を与えることがあると言われる
- 用途
- 重構造材として有効な材。その他、床板、家具、装飾、車輛、枕木などにも適する。
- 気乾比重
- 0.70~0.89
- メモ
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- 丸米商会取り扱い商品例
- 原木