リグナムバイタ
- 英名
- Lignum vitae
- 学名
- Guaiacum officinale
- その他の名称
- 緑檀、癒瘡木、ユウソウボク、グアヤク
- 科目
- ハマビシ科
- 産地
- アメリカ南部、西インド諸島、メキシコ、コロンビア、ベネズエラ
- 外観
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- 辺、心材の区別は明瞭
- 心材は濃緑褐色
- 辺材は灰白色
- 肌目は非常に精で均一、木理は著しく交錯する
- 製材されると表面が蝋状の感触をもつ
- 材質
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- 超重硬。世界で最も重い木材
- 加工には金属用加工機を用いる
- 耐磨耗性など、各強度が非常に高い
- 加工は極めて困難
- 耐久性は非常に高い
- 用途
- 加工が困難で、一般的な木材としての使用はほとんどない。主として船舶のスクリューの軸受けや滑車。ほかに数珠など。
- 気乾比重
- 1.28
- メモ
- リグナムバイタは“生命の木”という意味で、ヨーロッパでは樹脂が薬として扱われていた。樹高は3m、直径30cm程度にしか成長せず、生長も遅い。ワシントン条約付属書Ⅱに掲載されている。
- 丸米商会取り扱い商品例
- 建材、唐木